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Archive for January 6th, 2018

【生徒作品】中村 美桜 13歳

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【生徒作品】中村 美桜 13歳

「アメリカのFT person of the yearと、日本のウーマンオブザイヤーは、日本とアメリカの何を証明するか。」

FTが決めたウマンブザイヤーは、ウーバーで起こったセクハラのことをウェブに投稿し、アメリカ中の女の人がセクハラ被害について大きな声をあげて社会へ訴えられるような環境を作った人だ。これに対して日本では、しわ改善化粧品発明をした女性が、今年を代表する活躍する人に選ばれた。これは日本とアメリカの何を証明するか。

アメリカのFT person of the yearは二つのことを証明する。一つはやっと女の人たちが自分の声をあげて、自分の足で立ち、女の人も黙っていないぞ、と叫ぶ強い力を持ち始めたということ。もう一つは、アメリカのダークサイドが世界に対して公になってきたということだ。アメリカは表向きはすごく自由で平等のような顔をしているけれど、実はそうではないというのが、昔から続くアメリカの本当の姿だ。現在の大統領を見てもわかるし、政治家や、メディア業界で大きな力を持つ人たちの中にもセクハラをしていた人がたくさんいたことが、いまボロボロと出てきている。

一方で日本のウーマンオブザイヤーが証明することは、日本の人たちは今でも外見ばかり、シワの数などを気にしていて、それが1年を代表する成果に選ばれる、なんとも平和な国だということだ。男性も女性も、見た目は若い方がいい、シワはすくない方がいいと考えており、世界を取り巻く難民問題や、隣の国から発射されるミサイルのことさえも考えていない、能天気な国民が多いということを、はっきりと示している。

アメリカのセクハラ告発も、嬉しいニュースではない。しかし、こうして社会の膿を出すということが大事なことであると、アメリカの新聞ファイナンシャルタイムスは知っている。トランプ政権のもとで、女性を軽く見ることが許される気配すらある中、メディアの役割はどうあるべきかをしっかりと意識している。それに比べて日本の「日経ウーマン」は、女性の活躍を応援している雑誌なのだろうか?シワ取り化粧品を高く評価していることから、私には、日経ウーマンは、内面よりも、外見ばかり気にするような女性を応援する雑誌のように思えてしまう。

電子版投稿者: グロスマンアカデミー

January 6th, 2018 at 9:21 pm (PDT)