グロスマンアカデミー 生徒作品ブログ

Grossman Academy Students Opinion Blog

Archive for September, 2010

小論 「日本病の症状とその療法」

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小論
日本病の症状とその療法
篠島 匠人


 日本人は病気にかかっている。認識と知力、倫理の無い社会では人間としての価値観を損ないながら、国全体が病気にかかっているのでそれに気づく者は少ない。日本病は正しい教育と、その日本病にかかっている人間が少ない外国での経験と海外での教育を得た海外子女によって克服されなければならない。

 経済第二位の大国を自負する国が中国に抜かされた今年、日本は科学技術を唯一の取り柄のようにしている。国全体をあげて取り組む科学技術振興には、人間のiPS細胞を人工的に生成しようとする研究も含まれる。遺伝情報発現のシステムの堅牢さや柔軟さを検証するために人口タンパク質合成系を創造したり、生命機能を工学的に捉えマイクロマシンで再現する試み、また生命の起源そのものを解明するために化学で人工細胞を作るという。科学技術の進歩のみが先行し、科学の方向性をを批判することは自国成長を妨げると思って誰も行っていない。

 米国ではそれを危惧する団体が存在する。幹細胞の研究は行ってはならないと名乗り上げる。それは宗教思想を基本としているのではなく、倫理的に考えて問題があるから抗議しているのだ。それは、人間が人工的に生成可能になってしまえば、近い将来にそのままの意味で、人間の大量生産が開始されるからである。本来の人間が人間としての意味を失う。科学者はその到来を近づけている。アメリカにハードルシステムが存在するというのは、目的推進派が全体を占めている日本の社会と違って、そこに反対するグループも立ちあって議論を展開することで成り立っているので、何が本当に問題なのか、これを実行することが人間として正しいことなのかどうかに気づく機会がある。科学の力を頼りに夢見る研究者と、持っている技術とその発展で成長を願う社会が将来の結果を考えずに実現させてしまえば、それまでの社会はもう維持できない。これは知識を突出させた結果露呈した倫理の欠如といえる。

 日本の政治家たちは自国の問題に具体的な案を示さないまま解決できずにいながら、口だけで国民を幸福にするポピュリズムの政治だけをしている。ここ20年で14人、この1年だけで3人が首相を経験する日本の政治体勢。現在展開されている民主党代表選挙で菅直人の目指す国家は最小不幸の社会であるのに対し小沢一郎の国家観は普通の国として自立するとしている。しかし日本には外交関係で多くの領土問題を抱えており、ロシアの北方領土、韓国の竹島においてそれらが返還されるように求めるような具体的交渉を行っておらず、現在に至っては尖閣諸島も略奪の危機に晒されている。ロシアでは中国との領土係争に関して、島の一部を中国に引渡した上で南北に国境線を引き、さらにそこから互いの開発区画を決めて商業発展を遂げつつある。軍隊は去り、島には橋がかけられた。この場所における中国とロシアの領土問題は決着し、さらにここからビジネスチャンスを創りだした。お互いの中で妥協はあったにしろ、これは自国に最も利益を生み出せる解決策を提示し合った。ロシアは北方領土のニ島返還には応じるとしながら、日本はあくまで四島の全返還に固執するがために、未だ領有権を主張するロシアとの合意には至っていない。知力からうまれる論理が欠如しているため、互いの利益になることを自ら捨てている。このような外交を首相が行っていて国民を幸福にさせることは出来ない。

 サンデル教授の講義は日本の大学生を刺激させたというが、その内容は「イチローが高収入に値するか」とか「漂流ボートの殺人を許すか」というものだ。サンデル教授の講義は高く評価されているが、必要条件をこなせていなければ授業に参加する意味を成さない。もともと正義を学ぶにあたっては対話が不可欠であることをソクラテスが説いており、哲学を学ぶ人間はその旨頭に入れてあるべきである。それを中学生、高校生の時からすることのないまま大学生になって初めて対話型の講義をすることに問題がある。サンデル教授が行った講義を日本の教育機関が行えないのは日本の将来にとって大きな損失だ。学生が知力を持っていないが故に倫理観をも学び通すことが出来ない。対話を行えなければ言語的、人間的に成長しないので、日本にある国連大学に日本人が通ることがないという事態も起こり、また親が死んでも届けを出さず年金を不正受給するという現状が社会に回ってしまっている。

 日本人は地道な努力を好み、あまり目立つことを好まない。それを矯正するための教育を正しく行わければ、隠しながらものをくすねる無秩序が溢れ、世界に活躍しない日本人だけになってしまう。病気の克服を早める為に、海外に住んでいる海外子女も有効活用し、影響を受けなかった日本人が主導するべきだ。

電子版投稿者: T.Sasajima

September 29th, 2010 at 2:12 pm (PDT)

詩 「偏西風地帯と内向き学生」

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偏西風地帯と内向き学生
谷 法之


世界の異常気象

ロシアの猛暑

南米の以上な寒さ

世界の干ばつと自然発火

これらの理由は偏西風

この風が世界中に吹き、

世界中に影響を及ぼしている

そして内向きの学生

世界へ出て行かない学生

主に日本の学生

日本国内ですべてを終えるつもりの学生

日本は遅れてゆく

偏西風地帯に住む学生たちが

偏西風のように世界に飛ばない

グローバル世界のはずが...

電子版投稿者: T.Sasajima

September 28th, 2010 at 2:52 pm (PDT)

フォトエッセー 「ホワイトハウス」

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フォトエッセー
ホワイトハウス
府川 耕大


 ここはワシントン州のホワイトハウスではない。ここは栃木県の東武ワールドスクエアである。東武ワールドスクエアでは世界中にある様々な名所を1/25の大きさに縮小し展示している。スフィンクス、エッフェル塔、万里の長城、もちろん日本の東京タワーもあります。なので世界旅行をしなくても栃木に行けば名所を見ることが出来る。東部ワールドスクエアでは一つ一つの名所は精確に作られている。例えばこの上にある写真のホワイトハウスではちゃんとオバマ大統領と家族の人形たちもちゃんと作られている。

電子版投稿者: T.Sasajima

September 27th, 2010 at 1:05 pm (PDT)

Essay “The Future World of Quantum Theory”

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Essay
The Future World of Quantum Theory
Yui Sasajima


This is like as if someone had just pushed the fast-forward button of our future. Something we believed would be a decade away suddenly got cut short. Before, not many people had interest in the quantum theory, but now things may change.

The factor that may be leading our future is the new photonic computer chip. Unlike all the other chips that work on electricity, this one works on light. Creators believe it will be fully ready in about 5 years. Like Michael Crichton said in Timeline, if we were to tell a person who lived in this world 100 years ago about our advancements, the person would think we were crazy. No one probably predicted that the world would be like this in the future 100 years ago. In his book, Timeline, he writes about traveling through a quantum mechanical computer. Richard Feynman stated that no one from his time understood the quantum theory, and Stephen Hawking said that no one could understand quantum mechanics with common sense.

It is fair to say that it is almost impossible to predict the future correctly. What we may believe is impossible now may soon become possible in the future.

電子版投稿者: T.Sasajima

September 26th, 2010 at 7:35 am (PDT)

詩 「俳優と神」

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俳優と神
府川 周平


役者とは自分で無い役を演じ

視聴者を驚かす

神は存在しない状況を演じ

人間の脳を惑わしている

そして人間の進歩に貢献している

電子版投稿者: T.Sasajima

September 25th, 2010 at 2:18 pm (PDT)

フォトエッセー 「シアトルの空を飛ぶ」

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フォトエッセー
シアトルの空を飛ぶ
篠島 結衣



これは私がシアトルにいた時撮った写真です。ダウンタウンシアトルで汚いベンチに座っていた時、あるカラスが近くの船のクレーンのワイアーに止まったので、私はそのイメージが面白いと思ってカメラをだしたのです。でもカメラでズームした時にはもうそのカラスは羽をぱたぱたし始めていたので、私は慌ててシャッターを押したのです。それでこの写真が撮れたのです。
私はこの写真をとても気に入っています。タイミングも好きですけど、この鳥のポーズとセッティングも好きです。シアトルの空はとても青いのです。シアトルの空気は全然ゴミゴミしいにおいではなくて、フレッシュな香りが付いています。この綺麗な青な空をこのように羽を動かして飛べるというので、私はとてもうらやましがっています。シアトルの建物や人々の上でグライドしている鳥になりたいな、と思ったので私はこの写真が好きです。

電子版投稿者: T.Sasajima

September 21st, 2010 at 9:16 pm (PDT)

小論 「イスラムの服装を差別の対象にする国の無知」

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小論
イスラムの服装を差別の対象にする国の無知
篠島 匠人


 イスラム系の服装でいることをよしとせず、採用面接でも拒否反応を示したり法律で服装を禁ずるなどの、キリスト教が絶対で他宗教を許すことをしない欧米社会は、その理解を正しく改めなければならない。

 イスラム教は砂漠気候が強い乾燥帯に属するアラビア半島で始まった。この半島一帯を含む中東や北アフリカは、世界の中でも気温の高い地域である。2010年9月の中東の温度はイラク・バグダッドの摂氏45度が最も高く、サウジアラビア・リヤドで43度、UAE・アブダビで41度、パキスタン・カラチとシリア・ダマスカスで35度と、多くが日本の真夏日に匹敵する温度を記録している。人間が炎天・高温度下で活動を行えば、脱水症状や痙攣、虚脱といった熱射病を引き起こし、最悪死に至る。それを防ぐために、中近東に住む人間はその乾燥気候に合わせて生活できるよう、体全体を覆って隠すような服装がイスラム教成立以前から存在していた。モハンメドは開教にあわせて当地の服装を採用し、教徒として着用する正式な服装を再定義した。

 イスラム教徒の服装は、当地での気候的背景という正当な理由をもって定められており、それをキリスト教圏の先入観で、自分たちと姿形が違うだけで一宗教の服装着用に否定的な態度を示す人間が多い。

 ヨーロッパやアメリカ地域ではこういったイスラム教徒に対する差別が次々と問題になっている。多くの人間は服装の自由が認められていながら、イスラム教徒にはこれがない。学校でのベール着用禁止、服装を基準とした雇用拒否など、多くの国で認められている信仰の自由と、各国が独自に定めた法律との間で矛盾が生じてしまった。キリスト教もイスラム教も宗教であり人間は平等に尊重されるはずでありながら、ヨーロッパなどキリスト教原理主義で通した社会は他の宗教の介入を良しとしない。

 他に制限を課すことなど誰にもできないはずなのに、それを通す社会は宗教を正しく理解していない無知である。兄弟であるイスラム教を差別するということは、自分をも否定するということに気づく必要がある。

電子版投稿者: T.Sasajima

September 19th, 2010 at 9:13 am (PDT)

詩 「役者と神」

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役者と神
府川 耕大


神を見た事がある人はいない

もしかしたら会った事があるかもしれないが

それが神様だったか分からない

まだ存在しているかも分からない

だが良い悪役の俳優たちは

見ただけで

この人が悪者だと

すぐ分かる

電子版投稿者: T.Sasajima

September 18th, 2010 at 9:39 pm (PDT)

詩 「金子みすずは光の不思議を知っていた?」

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金子みすずは光の不思議を知っていた?
中村 茉菜


目に見える色は

光が通る

物質によって変わってくる

これは光の波の長さが違うから

波長の長い赤や橙は

大きな分子を通れば短い波長同様

いろんな方向に飛んでゆく

厚い大気を光が通れば

短い波長の光よりも通過する

昼間に空を見上げればよく見える

青を作る青い光のように

多く反射され、散乱される

金子みすずが感じたように

空の色は変化する

海の色もかもめの色も

空模様で違う衣をまとう

少し憂鬱な空の日は、雲のせいで

海もかもめも色あせる

晴れ晴れした日の

夕暮れには

赤や橙のペンキが

こぼれてにじんだように

空気中のゴミやホコリに声をかけて

見事に染まる

普段は生きのびた

青い色のグラデーションを

誇る海も

太陽の沈む刻には

顔を赤らめる

知っていること

思っていることの

不確かさ

光の不思議

金子みすずは知っていた

電子版投稿者: T.Sasajima

September 15th, 2010 at 9:46 pm (PDT)

フォトエッセー 「美しい日本、尾瀬」

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フォトエッセー
美しい日本、尾瀬
府川 周平



 外国から日本は自然や文化、考えがとても美しいと言われている。日本の自然は正に美しい。日本の美しい自然を発揮する場所の一つは尾瀬だ。尾瀬は福島、新潟、栃木、そして群馬県の中心に存する盆地状の高原だ。尾瀬は自然と触れ合い、仕事や勉強から離れてリラックス出来る観光スポットだ。幅がおよそ五十センチの木の板二枚が何十キロも渡り、ハイキングの道になっている。ハイキングの始めは多くの木が道を囲み、太陽の日光を防ぐ。左の写真の様だ(グリコを遊んでいました)。とても涼しくて、茂る木と緑が心を癒してしまいます。しばらく歩くと休憩場があり、休み、飲食するのが可能だ。その後、少しあること周りの木は無くなり、解放されるように空と太陽が見られ、広がる大地が目を驚かせる。右の写真を見れば美しさが分かるだろう。尾瀬は今まで視察した観光スポットの中では一番美しい場所だった。トラブルも無く、楽しく無事に自然と触れ合うことが出来た。

電子版投稿者: T.Sasajima

September 9th, 2010 at 5:38 pm (PDT)