【生徒作品】カシペ・パメラ 17歳

「ドイツ物語」 私の名前はアダビダです。ドイツに住んでいるイスラム人ナースです。35歳のドイツ人が殺されたときに、バーリンで住んでいました。昨秋にやっとナースになりました。そのときに怪我をした男の人が病院にきました。彼はベットにいました。「おはようございます。私はアダビダで、あなたのナースです。よろしくお願いします。」彼は私を見て笑った。 「汚い犬いらねぇよ。でていけ」顔を反対に向けました。私は無視しました。 「大丈夫ですか。暑いですか。水持ってきましょうか。」返事がなかったです。このひどい台度は二週間このままでした。あの日、彼から返事聞こえました。簡単の「ええ」をくれたけど、それにびっくりとと思いました。私は「何で返事しましたか」彼は返事しません。いつも通り、無視しましたけど、彼の熱いお茶がこぼれました。私たちは叫びました。「大丈夫ですか。今すぐに…」私は彼に手を伸ばして、ひっばたかれた。 「あっ、ごめん…」彼は言いました。私は顔をしかめて部屋から出ました。他のナースを読んでおその日彼に会いませんでした。 翌日、彼が立てました。彼は心配な顔しました。「ねぇ、昨日…」 「大丈夫です。気にしないでください」 「いええ、謝りたかったんだけど…」 「なぜですか。あなた、何も優しい言葉私に言いませんでした。なんで今日変わりましたか。」 彼は3秒静かでした。 「アダビダさんにばかりいじわるした方のに、アダビダさんは悪いこと決してしなかったから。」 私は笑って、彼にお茶をあげた。

【生徒作品】 中村美奈 11歳

「一人の少女の心の歴史」 車に乗って会社に行くパパを、私とママは見送った。 「じゃあ、パパ行ってらっしゃい。今日もがんばってね!」 私は大きな声で叫んだ。 「アリス、行ってくるね。帰ったら今日は一緒に図鑑を見ようね」 今日は月曜日の朝で私はお母さんに公園に連れてってもらう予定だった。私はママのフリースのジャケットを引っ張って言った。 「ママ、早く行こうよー。」 「アリス、ママのジャケット引っ張らないで。カバンを探しているんだけど、どこにあるか知らない?」 ママは聞いた。かばんはすぐ見つかって、その後すぐ公園へ向かった。   外の空気はひんやりしていて、私の息が真っ白な雲みたいなやつを作った。もう冬だった。落ち葉を踏みながら私とママは歩いた。私はママと公園にくる月曜日の朝が大好きだった。パパと公園に行く土曜日も楽しみ。パパとママはちがう遊び方をしてくれる。ママは一緒に追いかけっこをしたり、他のお友達も呼んで一緒に遊んだりしてくれるし、パパは自然のことを教えてくれる。葉っぱや木の枝を拾って歩いたり、森の中で虫を探したりするのがパパはすごく上手。   ある日ママのお腹の中に赤ちゃんができた。そして私には弟ができる事になった。ママのお腹の中から動くのを見るのは楽しかった。私は赤ちゃんの誕生がとても楽しみで私は毎日カレンダーを見て、あと何日と数えた。   けれど、生まれたら、ママもパパも赤ちゃんのことばっかりを可愛がって忙しかった。そして私と公園へ行ったり本を読んでくれたりする時間もなくなってしまった。弟の名前はレオだった。私は何度もママに公園に行きたいと行ったけれど、「赤ちゃんがまだ外に出られないから、ちょっとむずかしいかな。」と言われてしまう。   ある時パパにたずねた。 「ねえね、赤ちゃんを泣かないようにできないの?私もうレオが泣いたりするのやだ。」 パパはため息をついて優しい声でゆっくり答えた。 「赤ちゃんというのはたくさん注目が必要で、喋れないから、何か欲しいものや嫌なものがあったら伝えているんだよ。つまり、泣くのは赤ちゃんの仕事ということなんだ。」   レオがハイハイを始めた。私はレオが動けるようになったことが嬉しくて、仲良く遊ぼうと思って人形やぬいぐるみを持ってきてあげたが、口に入れたりヨダレを垂らしたりしていたのでとりあげた。そしたらレオは泣き始めた。たくさん泣いた。それを見て、ママは私にため息をついて言った。 「レオに優しくしてあげて。なんで取り上げるの?あなたはそんな子じゃなかったのに。」 「私はレオのことが嫌い!ママとパパはレオのことばっかり。私のことなんて、もうどうでもいいんでしょ!」 私はドアを閉めて、自分の部屋にかけこもった。   レオが歩けるようになった。ある日私は自分の部屋で絵本を読んでいた。そしたら、びっくりする事に、レオがきて隣にちょこんと座った。そしてしょうがないので、私は絵をさしながら、 「ねずみさんだよ。こっちはねずみさんのママ」 と教えてあげた。もっともっとというので、本を読んであげた。レオは泣かず、他のもので遊びもせず、ずっと最後まで聞いていた。だから、もう一冊読んであげた。それもちゃんと聞いていた。だから私はその日から、毎日レオに絵本を読んであげる事にした。   レオが少しずつ、私とあそびたくて私のところにくるようになってきた。私はレオがどうしたらもっと笑顔になってくれるか真剣に考えるようになった。レオは動物とかが大好き。車や電車や、食べ物の本とかおもちゃも大好き。少しずつレオのことを嫌いじゃなくなってきた。だんだん好きになってきて、可愛いなと思うようになってきた。   今でも、私の作ったものや書いたものをぐちゃぐちゃにされて「レオなんて本当にきらい!」と思う時もある。けれども、朝起きて毎日レオにハグするときに、すごくソフトで温かくて、かわいいなって思う。この抱っこした時の感じがかわいいから、赤ちゃんはみんなに大事にされるのかなって思う。

【生徒作品】中村美桜 14歳

「一人の少女の心の歴史」 いつも、欲していたのは遊び相手であった。 今までは、僕をいつも「どんどん」という音で起こしてくれるお姉さんの足音で1日が始まった。しばらく彼女がバタバタ家を走り回っているのをぼんやりと見ながら、これから始まる1日を考えていると、タロという名前が書かれているボールに僕の食べ物が入っている。僕はそれに舌をつけては、くっついてくる食べ物を食べ、隣に置いてある水も空っぽになるまで飲み干す。それから僕の首には紐がつけられ、彼女の足を踏まないように僕たちは街を歩く。そして街の中では僕のお姉さんの近くに寄ってくる人や虫から、僕は彼女を守る。そして僕たちは広場へ行く。僕はあまり人ごみは好きではない。そこにはお姉さんをジロジロと見ながら、舐めようとしにくる僕の仲間たちがたくさんいて、僕は遊びに集中することができない。 夜にはお姉さんがいつも食べるチキンを僕にくれる。そしてお姉さんが大きなベッドに入ってから、僕はお姉さんの隣に横になり、お姉さんの腕が僕の上に乗せられると、僕は安心して眠りにつけるのだった。   ある日、お姉さんは5歳くらいの女の子を連れてきた。その子はピンクのドレスを着ていて、僕が近付こうとするとキャッと叫び、綺麗に結んである三つ編みを揺らしながら走って行ってしまった。彼女の三つ編みは僕の顔に当たり、チクチクした髪先は僕の顔をヒリヒリとさせた。そして、その日からその女の子が僕を叩き起こすのが僕の1日の始まりとなり、ぼんやりとお姉さんの姿を見ていることも出来なくなった。お姉さんは僕の散歩にもあまり行かなくなった。女の子はお姉さんの姪っ子で、しばらくお姉さんが預かることにしたようだった。お姉さんは女の子のお世話で忙しくなって、僕のことを忘れてしまったようだった。僕がときどき彼女のおもちゃをとると、その子だけでなく、お姉さんまでが僕を困った顔で見るようになってしまった。 悲しくなった僕は、お姉さんの関心をひきたくて、車やキリギスしか聞こえない夜には大きく吠えた。お姉さんは僕の態度がどんどん悪くなって行くといって、ついに僕をベッドから追い出した。僕は柵に入れられた。いつも寝ていた僕のベッドは女の子に取られてしまい、お姉さんのそばにいつもいるのは僕ではなく、女の子に変わった。   ある時から、お姉さんは毎日紺色のスーツや、明るい色のスカートやハイヒールを履いて、出かけるようになった。朝から夜まで出かけてしまうようになった。そして不思議な黒い鞄を持っていた。そして彼女は銀色のパカパカするパソコンを持ち出し「社員証」と書かれた顔写真入りのバッチを首にかけていた。彼女は僕が起きる前に家から出て行ってしまい、帰ってきても、ご飯しかくれないし、ベットではいつもパソコンを見るようになった。僕のことは以前にもましてもっと、興味を持ってくれなくなった。   僕はお姉さんの部屋からおいだされ、柵に入れられていたのに、久しぶりに、何か暖かいものが僕の体に巻きついているのを感じた。最初はお姉さんかと思った。お姉さんの顔は真っ暗やみの中、白青い色で照らされていた。僕はびっくりした。僕を暖かくしていたのは三つ編みの女の子だった。いつもの三つ編みは綺麗に溶かしてあり、ふわふわになっていた。しかしいつも赤かったほっぺたは濡れていた。彼女は僕に 「寂しいから、こんばんは一緒に寝てくれる?」 と言った。ぼくは、 「もちろん」 といって彼女をなでてあげた。久しぶりに人のぬくもりで眠りに落ちた夜だった。

【生徒作品】中村美桜 14歳

「天気予報、ブラックホールと地球」 今日:晴れで47−99F 木:曇りで47-92F 金:曇り49-88F   毎日毎日の天気 毎時間の気温がどうか 人間の意識は地球の小さいことに集中している 私たちの視点はミクロだ   今の地球の気温は平均的に少しずつ高くなっていて 地球は温暖化している 過去と未来の気温の予測を立てて 科学者達はマクロな視点で予想を立てる   しかし考えて見て欲しい 今人間が見ているものは いずれはなくなってしまうのだ 地球の気温は 1000年後には再び氷河期に変わって 温暖化のように地球が40度になるようなことは夢になる 紫外線や日焼け 晴れだ曇りだという問題もなくなり いつかこの太陽系はブラックホールに飲み込まれてしまうのだ   そのブラックホールも最後にはなくなり 私たちはただのエネルギーになる いつか私たちは 私たちの太陽そしてこの世にある偉大なものと同じく エネルギーとしてなくなってしまう 私たちの日々のミクロな暮らしというのは その大きな渦のような流れの中にある   それでも毎日天気を確認し 気温や天候に一喜一憂しながらしか 人は生きられない   太陽系の大きな流れの渦を 明日の天気ですら 私たちは変えることはできないのだから

【生徒作品】中村美奈 11歳

「ミラノの日本人女性」 年に5、6回、私の姉はローマから手紙を書いてくる。私は今、32歳で日本の千葉県の松戸に一人で住んでいるが、私の姉は今ローマに住んでいてもう6年になる。そしてまた今日、姉から手紙が来た。その手紙にはローマへ引っ越してこないかという内容が書いてあった。私はローマに行ったことはあったが、イタリアへ引っ越すなんて現実的には考えることができなかった。しかし姉からの誘いはこれが何度目かになっていたので、私は一度下見をするという目的でローマを訪れることにした。 2ヶ月後、姉を訪ねてローマのレオナルド・ダ・ヴィンチ空港へ降り立った。しかし私はうっかりしていて、空港について電車に乗って私の姉の家まで行こうと思っていたら、その電車の中で寝てしまい、起きた時はミラノへ向かっていた。だから慌ててミラノ駅で降りたが、その日はもうローマ行きの電車は一本もなかったので、その日はミラノで過ごすことにした。この、よく知らないミラノという街を私は歩いていた。モダンな街並みは少し東京を思い出させるところもあった。カテドラルなどを見て回っていたら、ミラノと私は何か特別なコネクションを感じた。この街はモダンだったが、ずっと昔から時間が止まっているようなところもあり、そこになんだか古い魂のようなものを感じた。私はミラノにいるのが私の使命であるように感じた。だからこの旅行の1週間の中6日はミラノで過ごした。そして最後の日だけローマに行くことにした。   私はその後、引き寄せられるようにしてミラノに引っ越し、イタリア語を勉強し、小さなお店を開いた。私は、皮や紙を結びつけて作ったノートや、インクのペンや、いろいろな種類の木を組み合わせてデザインを作った木の入れ物や、パンやお菓子まで、すべてを自分で手作りした。その店は、私の故郷の松戸にあった私のお気に入りの店を少しイメージして作った。 日本人のセンスがミラノで受けたのか、お客さんがお客さんを呼んできてくれるようになり、店はうまく行った。 私はミラノにいる日本人だから、私が育った日本文化や、私の故郷松戸という場所で育ててきたものと、私が感じたミラノらしさなどを、私が作る1つ1つのものへ入れる。私の魂とミラノの魂が1つに重なった時、他の誰にも作れない良いものが作れるのだ。