詩 「ロボットが人より偉くなるときと蕪村」
詩 ロボットが人より偉くなるときと蕪村 上畠 啓暉 ロボットが人より偉くなるときと蕪村 次々といろいろなロボットができていく 今までは映画の中だけと思っていたものが 次々と作られている ロボットには人間にはできないことがある 人間が入れない場所に入ったりできる 感情に押し流されずに行動できる そういうことを必要とする者がいれば ロボットを人よりれくしてしまうかもしれない そんなことがあったら人間は心細くなって心配する 愁いつつ岡にのぼれば花いばら 一時ロボットのほうがいいって思っても 人間のほうがいいって気づく 歩き歩き物思う春の行方かな いろいろ考えたら人間のほうがいいことに気づくのだ