【生徒作品】清水さくら 9歳

「決めつける」という日本語とcritical thinking

「決めつける」という日本語はあいての言いぶんを聞かずに一方的に決めてしまうことだ。英語で「決めつける」というニュアンスを一語で表すのは難しい。

例えば、アメリカの大統領トランプ大統領は、メキシコ人はみんな麻薬をうったり犯罪者だらけだと「決めつけて」壁を作ろうとしているが、メキシコ人のほとんどの人は麻薬をうったりしないし、犯罪者ではない人の方が多い。トランプは白人しじょう主義者でヒスパニックの人たちが増え続けてアメリカがヒスパニックの人たちに乗っ取られるのがこわいからこういうことを言っているだけだ。

Critical thinkingとは本当にそうなのかと疑う考え方だ。つまり、物事の良い悪いを見分けて、自分の意見を言うことだ。

例えば、日本人の多くは、日本の憲法を変えなくてもいいと言っているが、本当にそれでいいのかと考えることが critical thinkingだ。

「決めつける」とcritical thinkingを比べると、「決めつける」とは理由も根拠もなくて、疑うことなく信じ込んでいることだ。それに対してcritical thinkingはみんなが当たり前だと思っていることでも本当にそうなのかと考え、真実を見つけようとする考え方だ。

日本人はみんなが当たり前と思っていることを疑ったりせず、なぜそうなのかと疑問に思うことをしないという性質がある。

「決めつける」方が簡単だし、疲れない。Critical thinkingをすることは大変だし、疲れるけど、critical thinkingなしには真実を見つけることはできない。

その国の言葉にもその国の国民性があらわれるということがわかる。