【生徒作品】清水亮翔 13歳

「文章の下手な人の物語」

「あ、また今回も物語の宿題か。今回は、外国に住む日本人という課題か。何かけばいいかわからない」と春は言った。

いつも物語を書く宿題なると春は嫌になる。なぜなら、春が物語を書く宿題の点数は、70点以上とったことがない。いつも65点、64点など一番高い点数が68点であった。そして先生からきた回答には、いつも読者とコミュニケートしていないと書かれてしまう。そう書かれてもいつもわからなかった。

先生から外国に住む日本人の物語が帰ってきた。点数は、67点だった。また先生のコメントには、「読者とコミュニケートするように書きましょう」と書かれた。いつもそう書かれてしまっているため、今日学校終わってから、聞くことにした。

「先生。ちょっと時間ありますか」と春は聞いた。

「お、春か。10分ぐらいならあるよ」と先生は言った。

「あの、物語のことですが、いつも読者とコミュニケートするように書きましょうと書いてますが、それはどういう意味ですか」

「あ、あれか。それに行く前に、いつも本はどれくらい読むんだ」

「そうですね。本はあまり読みません」

「だからだよ。本をもっと読むと、どのようにして読者とコミュニケートをすればいいかがわかる。あと、春の物語はいつも短い。物語を短くするのは、簡単なことではない。物語を短くするするほど、物語をきちんと書くのが難しくなるというのを頭に入れときなさい。そして、もう1つ言いたいことがある。春の物語は、話はきちんとできているのだが、文章が悪いから、内容全体を悪くしてしまっている。文章がまずければ、書いた中身をダメになるということを忘れないでくれ」

「わかりました。ありがとうございます」

先生からご指導を受けてから、本をもっと読みようにした。いろいろなジャンルの本を読むことにした。確かに、良い本は読者とコミュニケートをしているみたいである。

1週間後、また物語の宿題が出た。今回の物語は、先生が教えてくれたことと、自分が本を読んでわかったことをいかすようにした。物語を提出してから、4日後回答がかえってきた。点数と先生からの指摘を楽しみにしていた。先生が生徒の名前を読み始めた。僕はいつも11番目に呼ばれる人だった。10番目が呼ばれた後、先生が

「春君」と言った。

「はい」と春は言った。

先生から物語を返してもらったが、一回座ってから見ることにした。席に座って、自分が書いた物語をひっくり返すと、大きな100点のはなまるが書かれた。先生からの回答には、大きな文字で

「うまい!!」と書かれてあった。

先生の方を見ると、先生が僕にウィンクしてくれた。