【生徒作品】清水亮翔 13歳

古いデータから新しい真実。木星の惑星ユーロッパから水蒸気

木星の衛星の1つであるエウロッパは他の衛星と比べて違うところがある。

1989年に米航空宇宙局(NASA)により、宇宙探査機「ガリレオ」が打ち上げられた。そして1995年、木星にたどり着いた。そして2003年まで探索を続けた。この宇宙探査機ガリレオから氷に覆われたエウロパが、水を噴出している証拠が見つかった。


1997年12月16日ガリレオがエウロパを探索しているとき、磁場や電子の密度に大きな差があったことに気づいた。しかし当時の科学者たちにはこれが何故なのかがわからなかった。ミシガン大学の宇宙物理学者Xianzhe Jia氏によると、ガリレオが捉えた磁場の歪みは地下の海から氷の地殻を突き抜けて宇宙に噴出している間欠泉によって生じていたと考えられると主張した。


エウロパは、厚さ15─20キロの氷の層の下に深さ60─150キロの海が存在する。そしてエウロパの間欠泉が、厚い氷の中にある湖など、海以外の場所から噴き出している可能性も考えられる。2013年にハッブル宇宙望遠鏡が捉えた映像には、エウロパの南半球で高さ100マイルまで吹き上がる間欠泉が映っている。

NASAは、探査機「エウロッパ・クリッパー」を2022年に打ち上げ、エウロパの環境を調査する予定である。そしてこれから科学者たちは、この間欠泉がどのようにして噴火するのか調べる。