【生徒作品】清水さくら 9歳

21世紀のけんじゅう公園物語

けんじゅうという男の子はいつも一人ぼっちで友達のいない男の子だった。学校でもその帰り道もいつも一人だった。さみしいときはいつも家のそばの森に行き、森の木一本一本を見るのが好きだった。木に触れるとあたたかい感じがして、けんじゅうは森の木たちにはげまされているような気がした。今日一日学校であったことやうれしかったこと、なやんでいること何でもけんじゅうは木たちには話すことができた。木たちは何も言わずいつもしずかにけんじゅうの話を聞いてくれた。

ある日けんじゅうはニュースで、国王がこの国の国立公園や森や山をへらすと命令を出したと聞いた。森や山はお金を生まないから、そこに工場や発電所を作ってお金を生み出す場所に変えるというのだ。けんじゅうは心臓が止まるほどびっくりした。森の木たちはけんじゅうの友達だから彼は絶対にそんなことを起こさないと思いどうするか考えた。どうすれば森や山や国立公園の木たちを守れるだろう。考えるのはそのことばかりだった。彼が考えついたのは、彼が政治家になることだった。彼はひっしに勉強して農業大学に入った。大学では環境や農林について学んだ。そのころ国中で山や森が減り山火事や洪水が増え、国民は苦しんでいた。ある町は将来、町がしずんでしまう危険があるとわかり住民は心配した。それをしったけんじゅうは国民に森や山、国立公園の重要性と自然を守ることを約束して新国王に立候補した。山火事、土砂崩れ、洪水に困っていた国民はみなけんじゅうに投票した。けんじゅうは見事国王に選ばれ、国中にたくさん木を植えたり、森や山を保護したり、緑いっぱいの国に少しずつ変えていった。山火事や洪水などの災害もへり、国民はしあわせにくらし、けんじゅうはみなに感謝され、けんじゅうが死んだ後も国はみどりいっぱいの木となかよしの国になった。