【生徒作品】 筒井桜 10歳

【生徒作品】 筒井桜 10歳

「”バチ”で生かされた人間の話」

「人間が薬をたくさん野菜にあげたり、ゴミをたくさん海に放り投げているから、海の水は今は、真っ黒くなり魚はいなくなってしまった。これで残っている水は南極の方にある水だけだった。なのでたくさんの人は南極に住むことにして、そこでたくさんのきれいな水を使っているんんだな。」とリリは自分に言った。
彼女は電車の駅の前でバスがくるのを待っていた。彼女はその時、未来に水が全くなくなってしまうのを想像した。
リリの頭の中は、未来の世界になっていた。その世界には水がほとんどない世界だった。鉄でできたAIたちがぞろぞろ歩いていた。リリはよく見ると、さっきまで立っていた駅の目の前にいた。駅の中に現在の世界で見たこともないものがあった。例えば、エスカレーターはエレベーターのようなボックス型になっている乗り物に変わっていて、その中も見ると、自分がいきたいところのボタンを押したら、そのボックスは横か上に動いて行った。
その隣にあったのは駅前のコンビニで、リリは気になって駅の中へと、歩いて行った。するとそのコンビニは大きなスーパーマーケットに変わっていた。けれどリリが毎日見るスーパーマーケットとは違うことが1つあった。それはレジがなかったのだ。人々は店の中に入って、何もしないでものを買ってドアからまた出てきた。
リリはその時、喉が乾いてきて自分のカバンに入っている水を取り出そうと思って、ちょうど思い出した。リリはこの世界では水がないということを思い出した。急いでリリは自分のカバンの中を見てみた。そしたら、さっき飲んでいた水がなくなっていた。リリは急いで、現実の世界に戻ろうと思った時、気づいたことがあった。それは、この世界にいる人々はみんな、背中にタンクのようなバックパックを背負っていた。リリはこのバックパックの中には何が入っているかを1人の男性の聞いて見た。
「すいません。このバックには何が入っているのですか?」と聞いた。
すると、この男性はリリの方を見て、答えた。
「知らないのか。これは地球に残っている水素と酸素が入っているんだ。それで「水」というものを作っているのだ。けっこう、危ないけれど、ちゃんとできているのさ。」とその男性はロボットのような声で言った。
リリはそこでびっくりし、立っている間、いつの間にか現実に戻っていた。目を目覚めると、目の前にはバスがもうきていた。
リリは急いで、バスの中に入った。
この日、初めてリリは未来の世界がどんな世界になっているかということがわかった。その日から、リリは海のそばや、海の横を通ったりすると、いつも思った。
「人間は太鼓で水はバチのようだな。」