【生徒作品】中村 美桜 13歳

【生徒作品】中村 美桜 13歳

「なぜ日本では理系を志す女子が少ないのか。」

日経新聞によると、女子高生への調査で「将来、科学的なことに関わる仕事につきたい」と答えた女子高校生の割合は2割を下回った。同じ時にアメリカや中国、韓国では2割を超えていた。
また、女子高校生の半分は「自然や科学に興味や関心がない」と答えていて、「とても関心がある」と答えた人も7%と少なかった。

なぜ日本では理系を志す女子が少ないのか。
1つは、理系を目指したり、理系の仕事をしている女性を「リケジョ」などといって持ちあげすぎている社会にも問題があると思う。日本では男性が育児をすれば「イクメン」といったりと、男女の役割やイメージを決めすぎていて、へんにちやほやするところがあるのだ。

私がこれを強く感じたのは、平昌オリンピックで、日本のカーリング女子が銅メダルをとったというニュースを見た時だ。日本ではカーリング女子の選手たちの見た目がかわいいといってメディアが騒いだり、試合の休憩時間にスナックを食べているのを「もぐもぐタイム」と勝手に名付けたりしているそうだ。

彼女たちは一流のアスリートだから、彼女たちのもっている技術や、身体や精神の強さや、いざという時の勝負強さなどを評価されるべきだし、それゆえにメダルが取れたというのに、メディアは「カーリング女子の可愛さ」をアピールしようとしすぎていて、選手たちに失礼だ。そしてメディアは「女性はかわいさが一番大事だ」というイメージを社会に与え、女性達をばかにしている。

日本は以上のように女性をobjectify するようなことがまだ世間的に許されている。能力で活躍している女の人を珍しく表現したり、見た目だけを取り上げることが多くあり、それを見ている女の子たちは知的に活躍するよりも可愛さの方が大事なのだと言う考えの中で育ってしまっているから日本の理系を志す女性が増えないのだろう。

日本では、妻を奥さんと言う考えがまだ残っていたり、女の子は可愛いくあるべきだと言う考えを示している一方で、理系の女の人が少ないと嘆いているのは、無責任である。