【生徒作品】清水さくら 8歳

【生徒作品】清水さくら 8歳
「毛虫とバラ」
ある五月の日
バラのにおいでさそわれて
毛虫がバラにあいさつした
「こんにちは」

毛虫がバラに言ったんだ
「いいかおりだね
それにきれいな花の色
君にくらべてぼくは・・・」

バラは毛虫にへんじした
「私の色とかおりはいきるため
あなたみたいにうごけないから
虫たちに花ふんをはこんでもらうんだ
それにあなたのりっぱな毛皮と
金色のはんてんすてきだね」

毛虫は少し考えた
「ありがとう
はじめてなんだ、ほめられたの
いつもぼくは 人にきもちわるいとか
どくがあるってきらわれてばっかり」

そして毛虫はつづけた
「ぼくはまだよう虫でとべないけど
大人のチョウチョになったら
君の花ふん はこぶの手つだうよ」

バラは
「ずっとまってるから」
とうれしそうに言った